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「引退記念試合」聞くだけでこれまでの熱い想いがこみ上げてくる。
そんな節目のセレモニーに、数あるチームの中から我がファルコンズを最後の対戦相手としてご指名いただいた。
ご招待いただいたのは二本松スターズさん。
これまで幾度となく死闘を繰り広げてきた、最高のライバルである。
場所は相模原少年野球の聖地である「ウィッツひばり球場」
時は夜。
照明により煌々と照らし出されるグラウンドは、まさに引退試合としてはうってつけのステージである。
初冬終盤のさわやかに乾燥し澄んだ空気の中、彼らのアップの声が響く。
光栄にも、筆者も一塁審としてグラウンドに立てることとなり、喜びを覚えたが、
同時にこの大切な試合に水を差すことは許されないという、えも言われぬ緊張感が鼓動を早める。
インジケーターを持つ左手にも自然と熱を帯びる中での
「He's out!!」
今までで一番緊張したコールかもしれない。
試合は引退試合にふさわしい締まった展開で、一瞬たりとも気が抜けない素晴らしい試合であった。
両者全力を出し切ったのではなかろうか、試合終了後は全員晴々とした表情をしていたのが印象的だった。
その後は時間いっぱいまで、両チームごちゃまぜでノックをしたのだが、子供たちの適応能力はすさまじく往年の親友同士なのかと見まがう空気感を醸し出していた。
今回の経験はファルコンズにとってもかけがえのない思い出の一つになったのは言うまでもない。
グラウンドを後にした我々の眼前には「冬の大三角」が光り輝き、おそらくこの先「冬の大三角」を見上げるたびに今日の事を思い出すことだろう。
さぁ、NS・TF・その他全ての子供たちよ、夜空に光り輝く星々に負けぬようこれからもキミたちの光り輝く姿を見せてくれ!!
最後になりましたが、二本松スターズさん、お招きいただきまして本当にありがとうございます。
来年以降もいい戦いをしていきましょう、引き続きよろしくお願いいたします。
instagram : @torinfalcons1973
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