top of page
  • Instagram
  • Facebook

PHOTO_01541

  • 執筆者の写真: torinfalcons1973
    torinfalcons1973
  • 22 時間前
  • 読了時間: 1分

PHOTO_01541

ree

教育リーグの裏側で、静かに幕を開けるもう一つの物語——それが「裏教育リーグ」、通称・裏教である。


東林地区の5チームが共同運営する教育リーグは、基本的に5年生以下の大会。

その期間中、試合から少し距離を置く6年生たちにとって、公式戦とはまた異なる形で“野球の時間”を持つことができるのが、この裏教である。


集まるのは、普段は対戦相手として見慣れた顔ぶれ。

名前は知らずとも、プレースタイルはよく知っている。

そんな6年生たちが一堂に会し、紅白戦を行い、イベントで笑い合い、最後は一緒に昼食を囲む。


筆者の目に映ったのは、「勝ち負け」にとらわれない純粋な野球の楽しさと、

その場にいた全員が“仲間”に変わっていく過程であった。


選手たちにとって、それはたった半日のできごとだったかもしれない。

だが、ふとした笑顔や交わした言葉の一つひとつが、野球を通じて生まれた貴重な「経験値」となったことは間違いない。


裏教とは、6年生の特権であり、東林地区ならではの文化である。

そして、こうした場が存在すること自体が、我々の地域野球の“懐の深さ”を物語っている。


この日の昼食風景には、そんな裏教の本質が詰まっていた。


裏教、最高。


もうこれ、全国の6年生でやればいいのに。

instagram : @torinfalcons1973

Comments


bottom of page