2024年11月3日 ワールド杯 準決勝「サンダースJBC vs 東林ファルコンズ 」R戦 @ひばり球場
ワールド杯の準決勝、相手は過去2回負けているサンダースJBC。
悪天候の影響で試合前のアップもまともに出来ない中、監督やコーチから熱い言葉を投げかけられる選手たち。
監督からの「今日は監督を感動させるゲームを見せてほしい」という言葉に奮起し、気合十分プレイボール❗
先発は先頭打者をセカンドフライに打ち取るも、2番打者に右中間へツーベースを打たれてワンアウト二塁のピンチを迎えると、ショートのエラーも重なりワンアウト二三塁の大ピンチに。しかし、ここでギアを上げ、4番を空振り三振、5番をピッチャーゴロに打ち取り無失点で切り抜ける❗
良い流れで迎えた裏の攻撃は、先頭が3-1で迎えた5球目を引っ張ると、鋭い打球は三遊間を破りレフト前へ。更に相手ピッチャーの牽制エラーも重なりノーアウト二塁とすると、しっかりと転がしてワンアウト三塁。続くセンターへヒットを放ち1点先制する❗盗塁を決め、ワンアウト二塁の場面で4番。1-2と追い込まれてからの4球目を思いっきり叩くと左中間を破るツーベースヒットで更に1点を追加する❗
初回に流れを掴むものの、相手はさすが相模原市最強のチーム。2回に6番、7番がそれぞれヒットで出塁するとゴロと犠飛で2点を返されてしまう。
後続を断った2回裏、ツーアウト。「三者凡退したら流れを持ってかれるかも」と嫌な空気が流れ始める中、初球をひょいっと叩いた打球はレフトを越え、ひばりの高いフェンスをワンバウンドで越えてエンタイトルツーベース❗続くライトへヒットを放ち、傾きかけた流れを引き寄せる❗後続はショートフライに倒れるも、五分五分の状態で試合は中盤へ。
3回からスイッチ。先頭バッターを四球で出塁させると盗塁と牽制エラーの間に三塁へ進塁を許してノーアウト三塁の大ピンチ。続くバッターをレフトフライへ打ち取るもタッチアップで1点を覚悟したが、捕球し強肩を警戒してランナーは三塁へ釘付けのまま❗後続を三振とショートフライに打ち取り、無失点で裏の攻撃へ。
先頭がセンターへのヒットで出塁すると、四球を選んでノーアウト一二塁。進塁打でワンアウト二三塁のチャンスを迎えるが、三振に倒れてツーアウト二三塁に。ここでバッターは守備での隠れたファインプレーを魅せた。詰まりながらも振りぬいた打球は、気持ちで持って行ったセカンド後方のポテンヒットとなり2点追加のタイムリーヒット❗4-2で4回へ。
先頭打者をエラーで出すとヒットとゴロで1点を失うが、最小失点で切り抜ける。
裏の攻撃で先頭がヒットで出塁するも、代走の走塁死もあり無得点。
気持ちを切り替えて5回へ。強打者の2番、3番をゴロに打ち取り迎えた4番打者。初球をいきなりバックスクリーンへ直撃する痛烈ライナーのホームランを打たれ、4-4の同点とされてしまう。それでも気持ちを切らずに5番をピッチャーフライに打ち取り裏の攻撃へ。
先頭が四球で出塁し、進塁打でワンアウト二塁、レフトヒットでワンアウト一三塁とするとここで何と相手ベンチは申告敬遠を選択しワンアウト満塁の大チャンス❗️バッターは緊張の面持ちで迎えた3球目でスクイズを試みるが、不運にもピッチャーへの小フライとなり飛び出し戻れずに痛恨のダブルプレーに打ち取られてしまう。
4-4の同点で迎えた最終回。
先頭をピッチャーゴロに打ち取るも続くバッターに連続でヒットを打たれてワンアウト一二塁。ここで再びスイッチするが、初球をWPでワンアウト二三塁の大ピンチに。2球目をライトライナーに打ち取ると、今度は強肩発揮して三塁ランナーは走れない❗️TFの両翼が最強外野陣の本領を発揮し、ピンチを切り抜けると最後は三振で切って取り無失点で最後の攻撃へ。
先頭がショートへの内野安打で出塁し、進塁打でワンアウト二塁。三振に倒れるも、ツーアウト二塁で一本出ればサヨナラの場面でバッター❗️初球を思いっきり叩くと一二塁間を強烈に破るライナー❗️かと思われたが、相手セカンドの好捕でキャッチアウト。
6回を戦い抜きお互いに一歩も譲らないゲームの勝敗は、先発9人同士のジャンケン対決へーーー。
四連敗でいきなり崖っぷちに立たされ、スタンドからも悲鳴が聞こえる。しかし、ここから四連勝し、残すは9人目❗️選手もベンチもスタンドからもコールが響き渡る❗️
運命の瞬間…結果は……勝利❗️
まさかの四連敗からの五連勝で大逆転勝利。
何より過去一度も勝ててない強豪チーム相手に、試合前の調整も十分に出来なかった難しいスケジュールの中、気持ちを切らさず自分たちで流れを呼び込んで対等に渡り合った素晴らしいゲームでした。
監督だけでなく、ベンチやスタンドにいる大人たち全員を感動させてくれました。
明日はいよいよ5月から始まったワールド杯の決勝戦。
絶対に勝って優勝しよう❗️
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